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ケータイ小説 地球外生物がやって来た!

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地球外生物がやって来た!

第十一章:嘘

無性に腹が立ったが…

…ところで、その宇宙人はどうした?

クルマの方にボクが頭を向けると、TMさんは優しく囁いたのです。

「もう、大丈夫。柏城さんが気絶している間にボクがやっつけた。ヒューマノイドは様々な技を繰り出してきて苦戦しましたが、ボクも必死でした。今頃はH58星雲へワープしているはずです」

「ボクには何も見えませんでしたが…」

「そうか…、柏城さんには見えなかったのか。ヒューマノイドは透明になる事が出来る。ボクには見えていたが」


………………。
……。あほか。


んなワケないだろうがッ!

大体ボクは気絶なんてしてないぞ。
 
えぇ?
様々な技を繰り出してきただって!?

それに応戦して戦っていたっていうの?

それで、ボクはその間のんびり気絶していたっていうの?

アンタが一人芝居
作り話してるんじゃないか!

くそッ!
まともに相手して損した。

………!!

そうだ!
仕返ししちゃおう(ニヤ)

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