思わず「プププッ♪」ケータイ小説で楽しくなろう
無性に腹が立ったが…
…ところで、その宇宙人はどうした?
クルマの方にボクが頭を向けると、TMさんは優しく囁いたのです。
「もう、大丈夫。柏城さんが気絶している間にボクがやっつけた。ヒューマノイドは様々な技を繰り出してきて苦戦しましたが、ボクも必死でした。今頃はH58星雲へワープしているはずです」
「ボクには何も見えませんでしたが…」
「そうか…、柏城さんには見えなかったのか。ヒューマノイドは透明になる事が出来る。ボクには見えていたが」
………………。
……。あほか。
んなワケないだろうがッ!
大体ボクは気絶なんてしてないぞ。
えぇ?
様々な技を繰り出してきただって!?
それに応戦して戦っていたっていうの?
それで、ボクはその間のんびり気絶していたっていうの?
アンタが一人芝居
作り話してるんじゃないか!
くそッ!
まともに相手して損した。
………!!
そうだ!
仕返ししちゃおう(ニヤ)
ケータイ小説
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