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ケータイ小説 地球外生物がやって来た!

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地球外生物がやって来た!

第九章:襲撃

走って行って思い切りドアを開けたい気持ちでしたが

───もし…仮に…そんな事あるはずないだろうけど…TMさんの脅え方を見ていると…───

腰を落とした姿勢で、そろそろとクルマに近寄って行きました。

クルマの後ろから横へ…
そしてもうすぐ
運転席の全体を
見渡せるという時に…

突然、TMさんが


「危ないッ!!!」


と、大声で叫んで、ボクの後頭部を思いっきり殴ったのです!

グッ…!!

一瞬、目の前が真っ暗になりました。

こんなに思いっきり殴られたのは…初め…て……だ。

殴られて気絶するなんて、テレビや漫画の世界でしかありえないと思っていたのですが、この時、確かにボクは意識が遠のいていったのです。後頭部を押さえながら崩れ落ちました。


「…TMさん?なんで…?」

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