思わず「プププッ♪」ケータイ小説で楽しくなろう
薄暗くなってきていましたがTMさんの顔色が、青白くなっているのは感じました。
それに、よく見ると汗なんか似合わないTMさんなのに、今はポタポタと流れるくらい汗をかいていました。
(むう…。本気で思ってるな、この人は。)
正直言って、ここまで来ると少し引いてしまいます。
H58だかヒューマノイドだか知らないけれど…、妄想さが思いっきり出てるぞ。
でも…
そこに…
そのクルマの中に
何かがいるのなら
ボクはそいつを見てみたい!
何がTMさんを、ここまで怯えさせているのか確かめたい。
何を見て、
宇宙人だと言っているのか
ボクは知りたい!
「わかりました…。取りあえず本物なのか確かめましょうよ」
ボクは必要以上にゆっくりとクルマを降りると、怯えているTMさんの前に立ち、そろそろと宇宙人が乗っているというクルマに近づいて行きました。
ケータイ小説
(C)TAKUHAI-ATHLETE