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ケータイ小説 地球外生物がやって来た!

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地球外生物がやって来た!

第五章:期待

宇宙人がクルマに乗ってるってぇ!?

ウホッ!
一体どんなヤツが宇宙人なんだ。

どんな格好でいるの?
緑色なの?
腐敗臭漂わせちゃってるの?

うひゃ〜!
絶対見てみたい!

まだ電話の向こうで文句を言っている事務員でしたが、ボクは構わず返事をしました。


「行くよッ!今すぐ。何処?何処に行けば宇宙人が見られるの?」

「ホント、何が宇宙人よねぇ。バッカみたい。」

「だから何処だって!(宇宙人逃げちゃうだろ)」

「…○○の6丁目の○○工業の前だって…」

「おう!わかった。すぐ行く」

「お願いね。『アンタが宇宙人だよ』って言っておいて」


電話を切る事ももどかしく、ボクは未知との遭遇に向けてアクセルをグッと踏み込みました。

うひゃ〜!
TMさんは、一体どんなヤツを宇宙人って言ってるのか確かめられる!

すっげー、楽しみです。

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