思わず「プププッ♪」ケータイ小説で楽しくなろう
「柏城さーん」
内勤の事務員に呼ばれたので、ボクは後ろ髪を引かれる思いでその場を離れました。
「おう、何?」
「柏城さん、またあの人と話してるんですか?なんか気持ち悪いですよ、あの人」
「ん?結構面白いよ。宇宙人見えるっていうし」
「宇宙人!ハッ、やっぱ変わってる…」
「ま、悪い人じゃないしさ。話してる事は面白いし、いいんじゃない?」
「そんな事言うの柏城さんだけですよ」
「それで、何?」
「あぁ、○○町の配達なんですけど…」
仕事の打ち合わせをしているうちに、TMさんは配達に出掛けてしまいました。
あ〜あ、残念。
もっと楽しい話聞きたかったのになぁ。
TMさんはアルバイトで夕方には帰っちゃう契約だから、今日はもう話聞けないなぁ。
ケータイ小説
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