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ケータイ小説 クリスマスと星の笑顔

クリスマスの奇跡…


クリスマスと星の笑顔

第十三章:笑顔

残念ながらプレゼントの入った大きな袋は持っていませんでしたが、さっき友人のマスターから受取った小さな紙袋をヒラヒラとさせて、紙袋の中からストラップを取り出したのです。


「○○くんのご注文は…ホッシーのストラップだったね?」

「うわあー!!」


その瞬間、少年の一際大きな声が聞こえました。
一瞬、怖がって泣いたんじゃないか?と思いましたが違いました。

ガラッと窓が開いて少年が飛び出してきたのです。
その顔は満面の笑顔になっていました。

 
「やったー!くれるの?」

「キミが注文したんだろ?だからキミのものだよ」

 
嘘!?
ボクがまず思ったのは、こんなに簡単に少年は喜んじゃうんだ〜という事でした。

だって誰だってお芝居ってわかりそうなものなのに。ストラップを手にした少年は大喜びなんです。

それとも少年はサンタクロースをまだ信じていたのかな?


なにはともあれ、少年が喜んでよかった。
  
それにしても…ピザ屋のサンタ…。演技力あるじゃないか…(笑)

格好だけじゃなくて、君は本当にサンタクロースだ!

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