ケータイ小説:TOP>感動編>クリスマスと星の笑顔

ケータイ小説 クリスマスと星の笑顔

クリスマスの奇跡…


クリスマスと星の笑顔

第十章:役者

そして急いでクルマに向かって走っていると、道の向こうから原付バイクが走ってきました。


「柏城さ〜ん、まだ配達っすか?」


サンタの服を着た顔なじみのピザの配達員です。

おお!なんてタイムリー!
役者は揃ったな。


「ピザの配達忙しいのか?」

「いやぁ〜、今日はこれで終わりっす。これから彼女のところに…」

「じゃ、乗って!」

「は?」

「いいから付き合えって!」

「いや、だから…彼女…」

「あ、○○さん!(お客さんの名前)バイクちょっと停めさせてくださいね。すぐ行ってきます」


嫌がるピザ屋をクルマに乗せてアクセルをグッと踏み込みました。

今からボクはクリスマスの夜を疾走するトナカイだ。

プレゼントに向けて猛ダッシュしました。

≪前へTOP次へ≫


この作品のもくじを見る
ケータイ小説:他の感動編作品

ケータイ小説:サイトマップ
ケータイ小説:ホーム

作者について
このサイトについて
著作権

友達に教える

[デコメール][待受画像][着うた]
[キャッシング][占い][出会い]


ケータイ小説
(C)TAKUHAI-ATHLETE