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クリスマスの奇跡…


クリスマスと星の笑顔

第六章:プレゼント

配達先は空き地の前の家です。

何度も配達に伺っているお客さんで、世間話もよくしているので、ボクが熱烈なベイスターズファンだという事も知っています。

 
「うちの子、野球の携帯ストラップが欲しいなんて言って…携帯だって持っていないのに、なんでかしらねぇ。」

「あぁ、あの子ですか?今、話したんですよ」

「そう、ベイスターズに夢中なの。携帯ストラップだったら安上がりで助かるんだけどでも、何だか手に入らないみたいじゃない?だから他のにしようと思ってるの。ゲームボーイって人気あるわよね〜。」

ま、携帯ストラップと比べたらゲームボーイの方がいいんじゃない?
ボクだったらその方が嬉しいなぁ。

お客さんも「ま、私も欲しいなぁ〜なんて思っちゃってるから!」と言っています。

ゲームボーイをプレゼントする理由はそれか…。

だけど…。

さっき話してみた限りでは携帯ストラップをとても楽しみにしていたみたいだけど…。

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