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ケータイ小説 地球外生物がやって来た!

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地球外生物がやって来た!

第十四章:運命

ある意味、
純粋なんでしょうね。
TMさんは。
 
ただ、ボクの頭を殴ったのは何がしたかったんでしょう?

普段から気に入らないボクを殴るチャンスを作ったのでしょうか。
でも、現場にボクが来るとは限らない訳ですし…。

単に注目を浴びたかったのか。
それともあの時、本当にH58星雲型の宇宙人がいたのでしょうか?
 
真相はわかりませんが…、昔懐かしい水曜スペシャルの川口探検隊でもクライマックスになると突然トラブルが起きてしまったり、UFOなどの番組だと突然にカメラが壊れたり…。

実体験でそれと同じようにクライマックスでトラブルが起きたんだと…。

今回の事もそう思えば良い思い出ですか。

テレビの延長を体験出来たんだと思えばね。

…たぶん、あの時の出来事もTMさんにとっては本当なんでしょう。
様々な技をかわして、
『気』を放出したんでしょう。

TMさんにとっては、それはすべて事実なんでしょうね。

そうじゃなきゃ、ボクのあんな猿芝居であそこまでビビりませんよね。


TMさんによると宇宙人と戦った者同士が近くにいると、相乗効果で宇宙人が誕生してしまうという事なのだそうです。

TMさんはボクも本当に宇宙人が見えていたと信じきっていたのです。

そんな訳で、TMさんは去っていきました。
 
残念です。

一人芝居とか作り話とか思ってしまったけれど、それはそれでよかったんです。ボクにとっては。

もっと話を聞きたかったんですが…。
ちょっとビビらせ過ぎてしまいました。

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